2019/12 食べるラン-さいたま 酒蔵&浦和 うなぎ-

令和元年の締めくくりランは恒例の食べるランです。ここ数年のトレンド、うなぎを求めて今回は浦和開催となりました。さいたま市内には酒蔵が各地に散在するようで、走った後の酒とうなぎを求めていざ出発です。12月の肌寒い陽気の中武蔵浦和に集合したのはSkと幹事のHt。挨拶もそこそこに酒造を目指します。

住宅街をすり抜けていくと西堀の内木酒造に到着。リサーチによると創業は安永4年(1776年)、ゆうに200年超えてます。趣ある塀と門構えや覗き見られる母屋を前に、まだ午前中の早い時間にも関わらず喉が乾きます。休業日で内見は不可、直売所もないためいそいそと退散し近傍のコンビニへ。「地酒を仕入れました」と内木酒造コーナーが設置されているではないですか。思わず「旭日宗 純 純米吟醸」を購入、気分を高めます。

第二の酒造に向かう道中、舟和の直売所を発見。そうだ今日は食べるラン、であればさいたま市内で製造されたお菓子もありだよな、と、てっぱんの「芋羊羹」と「くず餅」を購入。さらにさいたま市西域を北上すると文明堂がお目見え。製造されたばかりのホカホカ「窯出しカステラ」を購入。食後の甘物が手に入りました。

サドルバックが段々と重たくなりつつ財布は軽くなり、走りは快調に指扇の小山酒造本家に到着。リサーチでは創業1808年(文化五年)、やはり200年超え、大きな柵門と背後の工場が製造量の多さを想像させます。こちらは内見不可で直売所もないため、再び近傍のスーパーへ。やはりありました地酒コーナー、そして「金紋世界鷹吟醸50」を購入。ずしりときます。まだまだ道中は1/3、先を急ぎます。

さいたま市北部を西から東に大横断、途中氷川神社参道では十日市に向かう人の波を渡ります。

田園が広がる中に雑木林から上空にそびえ立つ煙突を発見、七里の大滝酒造に到着。創業1884年(明治十七年)、松玉が飾られた大正時代に建てられた母屋の入口が開いていました。「今日は自転車がよく来るなあ」と店長。こちらでは直売ならではの「九重桜 原酒 生酒」を購入。五百万石100%の文字がペダルを漕ぐ原動力に変わります。

さらに東へ自転車を漕ぎ続け、東北自動車道を横断。最終目的地、岩槻の鈴木酒造に辿り着きました。創業1871年(明治四年)、木造の酒蔵が古い街並に溶け込んでいます。博物館も併設された直売所は岩槻の文化を発信するアンテナショップでした。「万両 生酒」を購入し会食会場に急ぎ向かいます。さいたま市は南北にいくつもの川が流れており、横移動はアップダウンの繰り返しが連続します。間食を抜いてのランは体に堪えますが、うなぎうなぎうなぎと呪文を唱えて鼓舞します。北浦和某所に到着、全長52km、約4時間のランは完了です。

食べる会場には御重鎮方が既にお待ちかね。さいたま市内ほぼ全域を駆け抜け買い出した購入品を陳列し成果発表、うなぎと地酒と手料理でお腹はみるみる満たされ自転車談義も大いに盛り上がり心も満腹になりました。

ラ  ン:Sk:パターソンズハウス、Ht:River One

食べる:It、Iy、Mt、Ky、Hf(ゲスト)、Ik(ゲスト)

NCTC-日本サイクリスツ・ツーリング・クラブ-

NCTC -日本サイクリスツ・ツーリング・クラブ- 自転車は人類が考え出した最高の移動手段です。 大好きな街に山野にハンドルを向けて一緒に出掛けましょう。 【NCTCはあなたのクラブです】

0コメント

  • 1000 / 1000