PROFILE -NCTCの歩み-

NCTCの歩みをご紹介します。


1946年9月29日、菅沼達太郎、前田安雄両氏を中心に前田宅にて10名の会員で創立総会を開催、日本サイクリスツ・ツーリング・クラブ(NCTC)が発足しました。

翌1947年にCTC(英国サイクリスツ・ツーリング・クラブ)のメンバーだった和田文平氏を参与に迎え、更に旧TCTC(東京サイクリスツ・ツーリング・クラブ)のメンバーも加わり、本格的に活動を開始しました。

これが、日本最古のサイクリングクラブ、と言われる由縁です。

兄弟クラブのNCTC京都は、1960年5月20日に山根徳太郎氏を支部長として発足、1981年に独立運営となりました。


「サイクリングハンドブックの発行」  「NCTC標準車の発表」  などの普及活動、同時に、第一次サイクリングブームを支える多彩な活動を活発に行いました。

1959年年末から1960年年初に、サイクリング協会(JCA)に対する意見が分かれ、一時停滞期に入っていましたが会員相互の連絡でクラブとしての活動は維持され、体制を整えつつ1980年帝国ホテルで創立35周年記念大会を開催、萩原慎一氏が会長に選任されクラブを再開しました。

紆余曲折がありながらも、「自転車が好き」というだけで、縁もゆかりもない多くのサイクリスツがクラブに集い、守り育てて2016年創立70年を迎えました

月一のクラブミーティング、そして、日帰りツーリングをラン宿泊を伴う場合はツアーと銘打った月例クラブランを開催。更に冠ツアーの「菅沼ツアー」「文平ラリー」「萩原メモリアル」を企画し、先人から受け継ぐサイクリングの伝統とその時代にマッチした走り方を模索しています。

会員への情報提供ツールとして、クラブニュースを毎月発行。

「双輪旅行」はクラブニュースの合本だけでなく、サイクリングでの旅行記をまとめて掲載し発行しています。

2019年1月時点、創立73周年。現在会員数12名。